前回は、基本コースのロバストネス図の作成を行いました。今回はこれに加えて、代替コースのロバストネス図の作成を行おうと思います。
ユースケース記述
基本コース
管理者は、従業員一覧画面にある『追加』ボタンをクリックする。システムは登録画面を表示する。ユーザーは
- 従業員名
- メールアドレス
- 権限
これらを入力する。管理者は『登録する』をクリックする。
システムは、フォームの入力内容を受け取る。システムは、下記バリデーションを実施する
- 従業員名:入力必須、文字列、1文字以上20文字以内
- メールアドレス:入力必須、メールアドレス、1文字以上100文字以内
- 権限:入力必須、文字列、管理者、従業員、閲覧者のどれか
その後、システムはメールアドレス重複がないか、データベースに問い合わせる
システムは従業員データを保存する。システムは完了画面を表示する。
代替コース
- ログインしていない場合 : ログイン画面にリダイレクト
- バリデーションエラー:再度入力させる
- すでにメールアドレスが登録されている場合 : 再度入力させる
ロバストネス図
代替コースのロバストネス図を記載する
まずは、代替コースのおさらいをします。
代替コース
代替コース
- ログインしていない場合 : ログイン画面にリダイレクト
- バリデーションエラー:再度入力させる
- すでにメールアドレスが登録されている場合 : 再度入力させる
代替コースはこんな感じになっています。これに全ての代替コースを追加していこうと思います。今回はログインはロバストネス図には記載しないで、2つ目から記載していこうと思います。
バリデーションエラー
まずはバリデーションエラーの場合を考えます。バリデーションチェックに引っかかった場合は、再度入力させるため、入力画面をシステムは表示させます。
これで、バリデーションエラー時のロバストネス図が完了だと思います。
すでにメールアドレスが登録されている場合
この場合はエンティティを参照する必要がありますね。こちらも最終的にはユーザー登録画面を表示するようにしようとおもいます。
これでおそらく全ての代替コースが完了したかなと思います。
最後にまとめましょう。
最終的なユースケース記述
基本コース
管理者は、従業員一覧画面にある『追加』ボタンをクリックする。システムは登録画面を表示する。ユーザーは
- 従業員名
- メールアドレス
- 権限
これらを入力する。管理者は『登録する』をクリックする。
システムは、フォームの入力内容を受け取る。システムは、下記バリデーションを実施する
- 従業員名:入力必須、文字列、1文字以上20文字以内
- メールアドレス:入力必須、メールアドレス、1文字以上100文字以内
- 権限:入力必須、文字列、管理者、従業員、閲覧者のどれか
その後、システムはメールアドレス重複がないか、データベースに問い合わせる
システムは従業員データを保存する。システムは完了画面を表示する。
代替コース
- ログインしていない場合 : ログイン画面にリダイレクト
- バリデーションエラー:再度入力させる
- すでにメールアドレスが登録されている場合 : 再度入力させる
最終的なロバストネス図
これでおそらく完成でしょう。
ここからは実際にソースコードを書いていこうと思います。